初心

一昨日の木曜は東京・田町のNEC本社にて講演でした。

講演前、以前札幌でのイベントでお世話になった、そのときNEC北海道支社だったM下さんと会いました。

「なぜ東京に?」と思いましたが、聞けば左遷か栄転かは分りませんが(笑)、東京支社へ転勤されたとのことでした。思わぬ再会は嬉しいですね。

久々の会話の中、「瀬川さん、将棋は楽しんでますか?」と尋ねられました。

そこで思わず返答に詰まりました。「はい」と即座に言えない自分に気付いたからです。どうも最近は目の前の勝負に捉われすぎて、心の余裕がなかったように思います。

苦しいときこそ、初心にかえって将棋を楽しむ気持ちを大切にしないといけませんよね。分ってはいるのですが、ついつい忘れてしまいます。大事なことを思い出させてくれて感謝です。

講演終了後、本社最上階(眺めが最高です!)にて催された懇親会では、沢山の方とお話を。楽しいひとときでいい気分転換になりました。

それにしても今日は暖かかったですね。昼間なんで暑いぐらいでした。どうなっているのでしょうか?
暖かくなるのは嬉しいですが、今日は花粉の足音(?)も聞こえてきそうでした。思ったより早く花粉の季節がやってきそうです。

コメント

  1. かつ より:

    この記事の内容も教育現場で子供達へ伝えてほしいことですね。アカデミックは生涯学習が目的であって、成績や競争に捉われすぎて本来あるべき楽しさや好奇心を見失ってはいけません。今、アマチャ時代の瀬川さん対久保さんの動画を拝見しましたが、かっちょ良すぎです!途中背広を脱いですげー気合が入ってるとおもったら、桂馬の変化球からまた変化球とたたみ掛ける攻撃と鉄壁の守り。この気持ちじゃないか!!と思わずにはいられません。
    また一から作っていこう、俺達がついている!!(←またまた大きな勘違い)

  2. さき より:

    いろいろ悩んでいた頃、「迷った時は原点に帰れ」という言葉に勇気づけられました。瀬川さんの原点はどこでしょうか。お忙しいとは思いますがどうぞご自分の心と向き合う時間を大切になさってください。そこからゆとりがうまれてくると思います。あと私たちは瀬川さんのことが好きで勝手に応援しているだけですから、申し訳ないなんて気を遣わずに、瀬川さんは瀬川さんのために自由に将棋を楽しんでくださいね。生意気なことを言ってすみません。頑張ってくださいね

  3. 自陣の馬 より:

    こんばんは。

    思いますに、外からプロの世界を見てきたプロ棋士は、瀬川四段をおいて他になく、これが一つの「強み」になっているということではないでしょうか?「外」の世界で得た人脈が今回のように良い気づきを得るきっかけになったというこではないかと・・・

    要はその「強み」を「強さ」として活かしていくということではないかと思いますが、目の前の一局、一局で即座の成果を得ることもまた難しく、苦労されているのではないかと推察しております。

    「後手という生き方」だったでしょうか、棋士の使命は良い棋譜を残すことだと書かれていたと思います。ファンの一人としては、良い棋譜作りに専念していただければ、それで十分満足です。

    これからも瀬川さんらしい名勝負を期待しております。

  4. kimmy より:

    宅建試験を受けることになり
    今日から学校に行きはじめたのですが、
    驚いたことに、担当講師が瀬川さんそっくりで
    すごくかっこいいんです
    民法や宅建法など、30過ぎてからの勉強は
    とにかく辛くて仕方ないんですが、
    その先生に会えるので頑張れそうです!

  5. まる より:

    春ですね~温かい日差しは眠気を誘います♪気持ちいいですね~うとうとしていると日の光でエネルギーを充電しているみたいで…ぽかぽか~ぼぉーあくびはぁ◯シミ二つ春を楽しんでくださいませね

  6. 坂本龍虎 より:

    以前、瀬川さんのブログで、高倉健さんの映画の書き込みを興味深く拝見した記憶がありました。今日はその東映三本立てをじっくりと感激しつつ最終的にしびれました!本当にカッコイいですね!!
    いつも応援してます

  7. ヨッシー より:

    初めて書き込みます。プロ編入試験の頃からずっと見続けてきました。久しぶりに泣き虫きょったんの奇跡を今日読み返してみました。アマ名人の瀬川さんが中座さんと対局したときの記述が印象的でした。
    「プロと指すのは、なんて楽しいんだ。」
    これからもずっとずっとこの気持ちで指してほしいと思います。
    プロ編入試験を経てプロになった瀬川さんにはこれができると思います。
    土佐さんと指せることもNHK予選を戦えることもすごいことじゃないですか!
    これからも自分の指したい手を指してもらいたいです。
    心の底から一生懸命応援しています。

  8. 亜輝 より:

    はじめまして。
    好きな事を職業にするという事は、殆どの人にとっては適わぬ夢だと思います(またそれは苦しい事でもあると思いますが)。
    ですから瀬川さんには、銀河戦でプロ相手に連勝していた頃の気持ちを忘れずにいて欲しいです。
    Take it easy !

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