連盟控え室にて

今日から連休ですね。皆さんいかがお過ごしでしょうか。

僕はここ数日、VS(練習将棋)や自宅で研究&雑用という平穏な日々(?)を送っていました。なので特に書くようなことも見当たらず、更新が遅れてしまいましたm( __ __ )m

本格的に寒くなってきたのでコタツを出したら、案の定コタツから抜け出せなくなったり、”万能細胞”の発見に感動したりしてました。久々にゆったりとした時間を過ごせてリフレッシュできたように思います。

昨日は竜王戦第四局にA級順位戦と大きな勝負が行われていたので、連盟に勉強へ。電車か車か迷ったのですが、「終局まで見れば終電が無くなるかも」と思い車で出かけました。

しかしこれが悪手。渋滞につぐ渋滞で通常1時間半ぐらいのところを3時間以上かかってしまいました。まあ、車に乗る以上はこうしたことはしょうがないですが、連盟に到着したときは既にヘトヘト(笑)。

ところで連盟(東京将棋会館)には対局中の将棋を検討するための控え室(桂の間といいます)があって、注目される対局がある時は多くの棋士が詰めかけます。
長机が並べてある畳部屋で、昨日もその控え室にて大勢の棋士で検討していたら、僕の背中方向から地響きのようなイビキが。

確か部屋に入ったとき、その方向には順位戦の中継スタッフ氏のみがパソコンに向かっていたはずなので、彼が寝ているものだと思いました。

「パソコンに向かいながら寝るとは相当疲れているんだな。そっとしておいてあげよう」と順位戦中継のハードさに同情していると、イビキと同時にキーボードを叩く音も聞こえます。「まさか中継しながら?」と彼の方を振り返ると、普通に起きてました。

ハッと思い長机の下を覗くと、まさに丸太棒のように横たわる某新人王が(笑)
うーん・・・何があったか知りませんがこんな騒がしい中で熟睡できるとは只者ではありません。勝つにはこういう図太さも大事なのかな、と妙に感心してしまいました。

将棋は竜王戦、A級ともに居飛車穴熊側の快勝だったように思います。予想より早い終局(22時半頃)で、これなら電車でも余裕でした。読みが当たりませんね(笑)。

帰りに昨日、対局だった猛やんと遅い夕飯を。「持ち時間4時間は5時間より全然疲れる」と話すその姿は本当に疲れ切ってました。ゆっくり休んでくれ。

コメント

  1. ken より:

    失礼いたします。

    >ronnyさんへ
    お知らせ、誠にありがとうございます。
    老婆心&繰り返しになりますが、書かせてください。日本将棋連盟のHPを見たら「11月30日(金曜日)瀬川晶司vs.熊坂学 竜王戦6組1回戦」と対局予定が出ていました。

    「囲碁・将棋チャンネル」の瀬川さん出演の放送予定を書かせていただきます。12月5日(水)17:30~18:00、「銀河クラブNo.114」は瀬川さんが解説です。再放送は12月7日(金)12:00~と12月8日(土)9:00~です。

    「第16期銀河戦本戦Cブロック3回戦 長岡裕也四段vs.瀬川晶司四段 対局日:2007年10月18日 解説:伊藤果七段 聞き手:安食総子女流初段」は12月6日(木)20:00~21:38の放送です。再放送は12月11日(火)などです。

  2. すーさん より:

    3連休はお仕事と試験で
    終わってしまいました。
    頭を久々にフル回転させたらくたびれました。
    合否は春までわかりませんので
    クヨクヨせずに明るく暮らして行きたいです。
    全然自信ない・・・泣きたい・・・

  3. ronny より:

    連盟HPに30日の対局が発表されましたね。
    リベンジを期待しています。頑張ってください。

  4. spinoza05 より:

    川上六段は千日テ指し直しではないですか。余計に疲れたことでしょう。

  5. ken より:

    研究など、お疲れ様です。

    昨日は竜王戦の大盤解説会におうかがいしました。上野五段(棋界の〔少し背が低く丁寧すぎますが〕織田裕二)と鈴木女流初段(20歳を迎えた”天然系女子アナ”)の解説はすごく楽しめました。焼き芋やチキンライスの話は面白かったですし、指し手の解説もとても勉強になりました。”中締め”後の上野五段の自戦解説は、聞き手の”ボケ”が炸裂。大爆笑でした。

    「近代将棋1月号」を見たら、カラーページで先日の「日本文化祭り」の記事が2ページ出ていました。瀬川さんの写真も掲載されていました。

    「歩を「と金」に変える人材活用術」(日本経済新聞出版社)を見たら、瀬川さんのプロ入りについての羽生二冠のコメントが出ていました。「瀬川さんは30歳を超えてから明らかに伸びました。(中略)でも、残念ながら、ああいう伸びしろのある人は例外中の例外という感じですね。(後略)」。同書は将棋に詳しくない方でも楽しめる内容かと愚考します。

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