残念ながら

昨日の対局は負けてしまいました。反省も含めて振り返ってみます。

先手佐藤(和)四段の三間飛車、後手の私は居飛車穴熊、という戦型でした。
今、私が△41金としたところ。次に△31金寄とされると後手陣に怖いところがなくなってしまうので。

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先手▲74歩と仕掛け、以下△同飛▲同飛△同歩と決戦になりました。
41の金は離れてはいますが、玉の固さと角の働きの差で指せると思っていました。この判断は正しかったのですが。

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以下、進んで先手が▲62歩成としたところ。ここで私は△35銀としましたが、これが疑問手。ここは△35歩▲52と△36歩▲同歩△35歩▲41と△36歩とするべきでした。これなら36の拠点が大きく優勢だったと思います。

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私の△99角成に▲56歩とした局面。馬が大きいと思ったのですが、この▲56歩を軽視していました。落ち着いて55馬の筋を消しつつ角の活用を見せられてみると、手が難しく既に難解な局面です。

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最終盤の局面で▲53歩と垂らしたところ。ここは私が苦しい局面になっていますが、まだ△41金寄▲61竜△44歩と△43馬を見せて粘るべきでした。相手の持ち時間も残り2分と少なかったのでまだ一波乱あったかもしれません。

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数手進んで△32金寄に▲61竜と逃げた局面。竜取りに先手が取れるのでどうかと思っていましたが、やはりと金は大きい。この局面は次の▲25桂~▲41とが厳しすぎて勝てません。以下、順当に寄せられて負けとなりました。

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終盤に粘りを欠いたのが悔やまれる一局でした。

痛い敗戦ですが気を取り直して次は頑張りたいと思います。今回、本ブログ初の局面図を使ってみました。できれば勝局にしたかったのですが・・・次こそは。

コメント

  1. 月下の棋士 より:

    棋譜解説があると読んでいる側もとてもうれしいです。ようやく竜王のブログに追いついたと言うところでしょうか。
    余計かも知れませんが、C2まであと何勝とか書いてあるとファンとしては応援にも力が入ると思います。まずは順位戦が指せるようになるよう頑張ってください。

  2. こういう方法しか思いつきませんでした より:

    お願いです!
    瀬川さんの弟子になることはできませんか?

  3. 瀬川 より:

    皆さんコメントありがとうございます。好評のようなので局面は今後もできるだけ載せていきたいと思います。負けた将棋は気乗りしませんが(笑)。

    >こういう方法しか・・・さん
    応援ありがとう。頑張ります。

    プロを目指しているということですかね?

    一般的に将棋界で弟子入りする意味は、プロ養成機関である奨励会入会のためです。(師匠がいないと奨励会には入れません。)
    弟子になる方法は様々です。師匠はプロ棋士となりますが、通っていた将棋教室の先生であったり、知り合いの伝手であったり、いろんなケースがありますね。奨励会受験レベル(アマ高段者)の実力は必要になります。

  4. こういう方法しか思いつきませんでした より:

    瀬川さんを見て将棋を本格的にやろうと思いました。
    お願いです弟子になる方法を教えて下さい!
    応援してますそれといつか大山先生を越す
    大棋士になってください!

  5. YU より:

    局面図ありがとうございます。
    こういうのを待っていました。
    とても勉強になりますし、何より対局の熱戦の模様が伝わってくるようです。
    次回も是非お願いします。

    C2まで確かあと5勝だと思いますが、何とか年度内に昇級できるようにお祈りしています。

  6. より:

    お疲れ様でした。
    次の対局に向けて精進しかありませんね☆
    脱フリークラスがんばってください!!

  7. カワマタ より:

    こんばんは。私が毒舌を入れるとろくなことになりませんねえ。いいとこ20取りなら脱、なんですけど。30ですからねえ。残り10局だけsaiでも呼びますか。将棋にsaiはいませんからねえ。くやしい、くやしい。

  8. jin より:

    初めて書かせていただきます。大ファンとして正直今回の闘いを乗り越えられるかじっと見守ってきました。残念でなりません。非常に大きな敗戦ですが、リベンジ戦含め仕切り直しに期待しています。

  9. ken より:

    対局、お疲れ様でした。局面図の掲載、感謝感謝でございます。次は良い結果を期待しております。

    「週刊将棋1月24日号」(300円)で、竜王戦6組の記事が大きく紹介されていました。上野裕和四段vs.加藤幸男アマ、佐藤天彦四段vs.遠藤正樹アマの対局はともに写真や局面図付き。写真には感想戦に加わる瀬川さんの姿も写っています。瀬川さんと縁のある方々のお顔を見たいかたはぜひ!。
    竜王戦での佐藤天彦四段への”リベンジ”にも期待しています。

    日本将棋連盟のページを見たら、「1月29日(月曜日) 勝浦修vs.瀬川晶司 王将戦予選」と対局予定が出ていました。

  10. jun より:

    敗戦にも関わらずのご解説、とても勇気の要る
    ことだったと思います。経過が判って非常に
    嬉しいデス。是非次は勝局の解説を伺いたい
    ですネ(^^)。

  11. akira より:

    わー、敗戦にもかかわらず棋譜解説ですか。
    瀬川さんのサービスに感謝です。

    解説の中で▲6二とに対して△3五歩~△3六歩とするべきだったとありますが、以下▲3一と△同銀▲3四金で困りませんか?
    思い切って△3三桂と跳ねる手はなかったですか?
    (直ぐに▲4一と迫る手がなくなるので)
    ▲5二となら△8九飛成▲8一飛成に△3五銀。その後お互い香車を取って攻め合うことになりますが・・・。(でもと金攻撃が厳しいか)

    一見頑丈そうに見える穴熊も、と金攻撃で先制されると叶いませんね。
    先手の美濃囲いが堅いですね。

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