12/20 佐藤(和)六段戦

僕の先手でした。

対三間飛車藤井システムという戦型に。

相手の猛攻を受ける形となりました。

ずっと難しい将棋でしたが、終盤はハッキリ良しとなって下図を迎えました。

相手が△7九金と打ってきたところで決め所と思いました。

画像

この局面は数手前から想定していた局面です。ここで▲4三香成△同金左▲5五桂△9八金で僕の負けとなりました。

▲5五桂が大悪手で、△9八金を完全に見落としていました。典型的なトン死で打たれた瞬間心臓止まるかと思いました。

香を渡さなければ詰みはないので、代えて▲4四桂や▲5五桂または▲8九銀と受けて勝勢の局面でした。

緩んでいたつもりもないですし、念には念を入れて読んでいたつもりでした。持ち時間もあって、こんな負け方はこれまで記憶にありません。中継等でご覧頂いていた方々には誠に申し訳ありませんでした。

家帰ってからもしばらく呆然としていましたが、いまは反則負けのようなものと割り切っています。図面は自戒として貼りました。

これで年内の対局は終了。最後がとんでもなかったですが、気を取り直して来年また頑張ります!

コメント

  1. 舞岡ボーイ より:

    中継見て、最後ガックリしてしまいました涙
    観戦しながら、エアポケットは緩まない日常によってしか回避しきれないのではないかと自戒させられました、そのように過ごそうとも回避しきれないのが人間ですが。。。
    お疲れ様でした、また次に向けて頑張って下さい
    応援してます!

  2. くまねこ より:

    残念でした。
    でも、これで悪い厄は落としたという事で
    来年に向かいましょう!
    では良いお年をお迎えください。

  3. 自陣の馬 より:

    お疲れさまでした。
    人間だから誰でも間違いはある訳ですが、勝負の世界は厳しいですね。
    私も▲5五桂で、え?△9八香で、あー…でした。でもその前の香成だったんですね。
    でもこうやって、図面と感想を公開し、次に挑戦しようという姿勢をみせてくださるのは、いつか必ず身を結ぶと信じております。
    良いお年をお迎えください。

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