9/24 郷田九段戦

僕の先手でした。やや変則的な出だしから角換りの矢倉戦のような将棋に。

序盤で失敗したかと思いましたが、進めてみるとむしろ有望な形勢。このあたり将棋の不思議なところです。

敵玉も薄く相当勝ちやすい展開だったのですが・・・途中で最悪の手順を選び混戦に。

優勢を意識して、平常心を欠いていたように思います。最後は足りず負けとなりました。

感想戦では「こちらが唯一の逆転筋を選んでしまった」という感じで、呆然と「逃した魚は大きい」という言葉をかみしめていましたが、まあでも、このときの精神状態ではどの手順でもそんな簡単に勝てたとはとても思えません。

トップに勝ち切るには、いろいろな要素が必要ということをあらためて痛感しました。

またこうした一番を迎えられるよう、気を取り直して頑張ります!

コメント

  1. 瀬川 より:

    沢山のコメントありがとうございます!励みにして頑張ります。

    >卵さま
    詳細お伝えできず申し訳ありませんが、観戦記が新聞に掲載されるはずです。

  2. 210624harukokimae より:

    気持ちを早く切り替えて、次の対局に全力を尽くし勝利して下さい。
    次の対局の勝利を祈願します。

  3. takasayu より:

    すみません、ちょっと不謹慎な意見かもしれません。

    「最悪の手順」と書かれていますが、あえて言わせていただければ、その指し手には瀬川さんが熟慮の末に郷田さんに対してこれで良し、との思いがあったはずです。その手順を郷田さんにきっちりとがめられたということは、瀬川さんの形勢判断基準がトッププロには通用しなかったと言うことでしょうか。

    大変だとは思いますが、その通用しなかった点を今後修正していただければと思います。

    他の人も書かれていましたが、良い局面があったとのことなので、ことさら精神面の強化が気になります。

    頑張ってください。遠く(海外)から応援しています。

  4. かつ より:

    お疲れ様です。
    「進めてみるとむしろ有望な形勢」これを読んで天才?って思いましたよ(笑)
    本番と練習は違いますから本番で肌で感じるもの、この位置で充分やれるという手答えや、棋王戦ベスト16位という事実は素晴らしいです
    本番は普段の稽古の一部分が出ているだけですから、
    勝負に勝つことも大切ですけど、最後はどこまで自分に克てるのか?というところになっていくのでしょう。不安や焦り、辛さや厳しさに「むしろ向かっていけっ!」
    「押しつぶされそうになったら押し返してやれっ!」って思います。
    まぁそれはいいとして、特に心の部分、これは年齢関係なく10代の子も40過ぎた我々でも同じです、世界のトップレベルまで更に高みへ成長させていきたいですね

  5. スイスの叔父さん より:

    瀬川五段の結果報告を読み、「まったく歯がたちませんでした」というコメントより、ある意味余計悔しい気がするのはファン心理というものでしょうか。
    実力も実績も数段上の相手に、勝ちやすい展開になりひょっとしたら本当に勝てるかも、との思いが頭をよぎった瞬間、平常心を失ってしまったのでしょうね。
    いわゆるトップ・テンに名を連ねる棋士たちは、察するに普段からそうした雲の上のような次元で、重圧に耐えライヴァル達と戦っているのでしょう。
    各棋戦で勝ち進み、そんな一流棋士たちとの対戦経験を積んでゆくしか道はない筈。頑張って下さい!

  6. ごん より:

    そうでしたか…
    私のカウントでは郷田九段は棋界トップ5に入る方ですから、最初から最後までミスなしでないと勝利は難しいですね。

    2戦連続で終盤戦の逆転負けは辛いと思いますが、A級棋士に(また)勝てる可能性があることを示されたともいえます。

    今後の糧にして下さい!

  7. テツ より:

    武道においては、心技体と言われます。技術・体力だけでなく、精神・心理面が重要で、どんな相手・どんな局面でも「平常心」を保つことが重要だとされます。将棋でも同じだったんですね。
     漫画とかドラマだと、戦いの最中に、負けられない要因とかで主人公の感情が高揚し、それが力となって強い相手に打ち勝つ、という描写がされます。でも現実にはそのような感情の起伏は隙になり、無理攻めをして相手からカウンターを食う原因になります。
     平常心を保つのはとても難しいですけど、だからこそ武道で強調されるのだと思います。

  8. より:

    追伸:棋王戦の挑決トーナメントの棋譜は、どこにも載らないのでしょうか。。もし見ることが出来る機会があれば是非見てみたいです。

  9. より:

    棋譜中継がなかったのでずっと悶々としていました。そうだったんですね。とても残念ですね。
    でも、A級のしかも前期タイトル保持者に肉薄できたこと、そして惜しくも勝てなかったことは、どちらも今後の瀬川さんの大きな力になってくれるのではないかと思います。
    トップ棋士との次の対局の機会というと三浦九段でしょうか。
    それはそれとしてトップ棋士にかぎらず他のどんな方も当然油断なんかできないと思いますし、他の棋戦でも瀬川さんのますますのご活躍をお祈りしています。

  10. 日限山地蔵 より:

    感想戦中に呆然としてしまうような黒星翌日の更新、頭が下がります。
    ありがとうございます。

    ど素人が偉そうなこと言えませんが『戦える』ようになるためのトレーニングと『勝ち切る』ためのトレーニングとは違う、と言ったところでしょうか。

    数学の問題で『分かる』と『解ける』は違うように‥

    ともあれ、また晴れ舞台に一歩でも近づけるよう、頑張って下さい。

    応援しています!

  11. てる より:

    久々ですが。相変わらず呑んでますがw。
    なんか凄いことになってたんですねえええ。
    郷田さんと言えばトップの一角、高橋さんを下したうえでの一戦ですから、いや残念。でも強い人と、とにかく公式戦で当たり続けなければ、何と言うかサッカーでも同じですよ。頭一つ抜け出して下さい。応援してます。

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