10/21 狩山四段戦

僕の先手でした。角換わりで対右玉の戦型に。

こちらの駒組がいま一つでペースを握られる展開でしたが、中盤で相手の攻め急ぎがあり、形勢の好転を感じました。

ただ最終盤は優勢を意識しながらも読み切れそうで読み切れず双方一分将棋に。

下図は▲６二角の王手に５三にいた玉を４二に引かれたところ。６三、６四、に逃げるのはほぼ割り切れていて、４二だけがハッキリしていなかったので焦りました。まあでも当然そういうところに逃げますよね。

いきなりの詰みもありそうですし、また７八の金も一回取れるのですが、９七銀～８六馬～６四馬という筋があって複雑です。

ここで▲５二桂成としましたがこの手が敗着となりました。△同玉に▲５三銀～５二銀を決めてから▲７八銀としたのですが桂を渡したためこちらに即詰みが生じていました。頓死の親戚みたいな負けとなりました。

代えて▲５二金△３一玉▲７八銀とすれば相手玉が詰めろで勝ちでした。詰めろになっているかが即座に判断できませんでした。

５二桂成の瞬間の評価値はすごいことになってるんだろうな、と思いながら帰路に。終電間に合わず車で帰りましたが運転手さんの話が面白く少し癒されました。

気を取り直してまた頑張ります！今日明日は将棋イベントで三重の鈴鹿市にお邪魔してきます！