遅まきながら、ロンドン報告を。
まず11月28日(火)の夕方にロンドンに降り立ちました。棋士メンバーは瀬川、中倉(宏)、島井。他、将棋世界の取材クルーなど。
ロンドン訪問のきっかけは「泣き虫しょったん~」を読んで感銘を受けてくださったロンドン在住のOさんが、将棋イベント開催を企画。そして日本文化招聘という名目でスポンサーを集めて、ついに実現したものです。
簡単に書きましたがその苦労は相当なものだったと思います。本当にありがとうございました。
11/29(水)~12/2(土)までが主なイベント期間。英語での講演、日本語での講演、現地学校への将棋普及等など、短期間ではありましたがいろいろやらせて頂きました。
普及に関しては将棋を知らない方を対象としたものがメインでした。向こうの方は、チェスの下地があるので「チェスと将棋は兄弟のようなもの」と説明して、比較的スムーズに将棋に親しみを持ってもらえたように思います。将棋ルールを覚えるのも(チェスルールを理解しているので)かなり早かったですね。
皆さん、将棋にとても興味を持ってくれたように思います。特に日本将棋独特のルールである”持ち駒”を「very interesting!」と言ってくれて、「そうだろう、そうだろう」と少し胸を張りたい気分でした(笑)。
現地学校訪問の帰り際に「家でも将棋をやりたいから盤駒を売ってほしい」と言ってくれた子もいました。タイトなスケジュールでしたが、「将棋」というゲームの魅力は世界に十分すぎるほど通用することを再認識することができて、とても有意義な旅だったと思います。
またロンドンで出会った日本の方々、皆さんパワフルで(笑)いい方ばかり。本当にお世話になりました。またお会いできる日を楽しみにしています。
詳しくは12月28日発売予定の将棋世界2月号にロンドンレポートが載ります。ぜひご覧になってください!!
もうひとつ、英語の勉強をしなければと痛感した旅でもありました。
コメント
これは私の個人的な考えなのですが・・・
一般の外国人に漠然と教えるのではなく
やや強引に
数学オリンピック出場者を招待して
将棋を教え込んだらどうだろうと思います。
時には強行に普及する必要もあるのではないかと
思っています。
特に中国は強いでしょうね。
ご多忙の中のロンドン報告、ありがとうございました。将棋世界も読ませていただきました。大変充実したご旅行だったようですね。私の居たころにこんな機会があったらぜひ学校に来ていただきたかったです!これが大きなきっかけになって、近い将来、ワールドカップのようなものが開催されたら素晴らしいと思います。自分の国の文化を理解して他の国に伝えられることの大切さもつくづく感じました。
今日は風が強かったせいか、富士山がとても綺麗に見えました。
どうぞ来年もますますのご活躍を。応援しております☆
銀河戦は調子いいですね。
角換わり腰掛け銀からの攻め合いでしたが、飛車筋を通してからの有効な攻めが効いてそのままリード。
瀬川さんは早指し戦に強いので、是非NHK杯でも見たいですね。
銀河戦、拝見しました。勝利、よかったです。
「将棋世界2月号」購入しました。「将棋に燃えたロンドン」はオールカラー13ページの大特集。堪能させていただきました。
日本将棋連盟のHPを見ると、瀬川四段が師匠になっているのを知りました。
弟子の秋山太郎さん(赤旗名人優勝)が、三段リーグ編入試験を受けるのですね。
秋山さんを、応援をしています。
将棋世界の2月号購入しました!
表紙と中カラー頁ですね。(すごい)
これから熟読することにします。
今年は、瀬川さんから力をもらった1年でした。
ありがとうございました。是非、来年もご健闘下さい。応援しております。
いつもワンテンポ遅いレスですみません。月曜日、いつも立ち寄る食堂で「週間将棋」を読んでいたのですが、瀬川さんが矢内さんに勝った記事を目にした瞬間、ビールのうまさが5割増加しました。(*^^*)
瀬川さんのご活躍はいつも気にかけています。私もずっと将棋を趣味にして楽しんでいきます。<(_ _)>
ロンドンのパワフルな日本人の一人?で、Oさんの会社の同僚のTです。その節は大変お世話になりました。『夢』の揮毫をいただいた「泣き虫しょったん~」は、人生指南本として大事にしたいと思います。それでは先生、良いお年を!
ロンドン出張の報告、ありがとうございました。良い文化交流ができたのは何よりです。
「週刊将棋2006年12月27日2007年1月3日合併号」を見たら、先日の新人王戦・矢内女流名人との対局記事が4段(リード+写真2点+局面図1点+トーナメント表+本文41行)で出ていました。
また、同紙では、鈴木宏彦さんの連載コラム「いま、将棋界の話題」に、現在の三段のレベルについて、瀬川さんのコメントが21行載っているほか、「将棋世界2月号」の広告中に、英国に行かれた瀬川&中倉(宏)&島井さんの写真が掲載されています。
ありがとうございます!英語で講演をされたというその努力、瀬川さんの気持ちに本当に感謝しております。息子たちにとって「自分の専門(将棋)」について「英語が得意かとか、発音がすばらしいかとかそういうことが問題ではなく、現地の方の言葉で自分の意思を伝えようとする努力を惜しまない」その姿勢が何よりの人生の見本になります。将棋世界で詳細を読ませていただくのを楽しみにしています。
「泣き虫しょったん~」は名作ですね。私は買った書店の駐車場で全部読みました。でも瀬川さん・・・英語などは・・成績フツーだったんじゃ・・(すみません)。 そんな訳で特に脈絡もなく、メリークリスマス!