追記

今日は家にずっといるので、久々に図面を。

最終盤で、いま98にいた玉を97に上がったところ。これがブログで書いたかなり怖い局面。

画像

代わりに▲8九飛の自陣飛車も有力でどちらか迷ったのですが、97玉と指したい衝動には勝てませんでした。

こちらのほうが飛車一枚を余計に手持ちにできるので、勝ちなら明快です。

ただ逆に何か見落としがあればいっぺんに負けになります。

後手玉は王手がかからないので、先手玉に詰めろが続けば先手負け、逆に途切れれば先手勝ち、という局面。

たとえば△8八金打は▲7八銀というおなじみの手筋が利いて、勝ちです(たぶん)。

ここで相手は30分ほど考えたのですが、その間は、「何かあったら終わり」というスリルを十二分に味わいました。

これが将棋の醍醐味なんでしょうね。

相手にいろいろ手段はあるのですが、▲64角や▲55角が絶好の攻防手になり、なんとか勝ちだったようです。

・・・といってコンピューターにかけたら、負けだったりするかもしれませんが(笑)

コメント

  1. ささ より:

    この終盤のハラハラが人間将棋のだいごみですよね。
    なんて、さいきん、「人間将棋」という言葉に二つ目の意味が付け加わった気がしています。もちろん一つ目の意味は天童市における祭りのあれです。

  2. haru7 より:

    連勝おめでとうございます。
    この勢いで連勝街道まっしぐらに進み、順位戦も全勝目指して全力投入願います。
    1/21ご指導お疲れさまでした。
    風邪を早く直され、次の対局に勝利して下さい。

    98玉の図面では、コンピュータに検討させると、89飛車がまぎれが少なく早く確実に詰ましました。
    97玉でも先手勝利に変わりはありませんでした。
    いずれにしても、先手が一手勝っています。
    勝利おめでとうございます。

  3. キッチンジロー より:

    しばらく仕事がドタバタでブログ見れて
    ませんでした。
    その間に・・・
    連勝‼ おめでとうございます。
    今年は龍にあやかり燃える年にしましょう
    すみません、将棋の中身はよく解りませんので
    これで失礼致します。
    頑張って下さい。

  4. スイスの叔父さん より:

    もういくつ寝ると~ (すみません、季節はずれで。)
    おめでとうございます。早く100勝していただいて、晴れて「瀬川五段」と書いてみたいです。

  5. 丹 善人 より:

    本当に生きた心地のしない局面ですね。
    相手にもう1枚駒があれば詰まされていたでしょうか。(1枚かどうかもわかりませんが)

    今年は出足好調ですね。
    この分で頑張ってください。

タイトルとURLをコピーしました