藤井八冠

一昨日10/11王座獲得により、全冠制覇となり、藤井八冠が誕生しました。

現役棋士としては手放しで喜ぶ訳にもいかないのですが、とにかく物凄いことです。この先、僕が(藤井八冠以外の)全冠制覇を見ることはないでしょう。

いつかはこの日が、とは思ってはいましたが、こんなに早いとは。王座戦は本戦トーナメントもそうでしたが、王座獲得の一番も神憑っていたように思いました。

最終盤、永瀬王座勝勢となり、これはさすがに最終局だなと思ったときの大逆転でした。将棋というゲームの残酷さを見せた瞬間で、まだご覧になっていない方は映像で観てほしいです。実力はもちろんですが、天運のようなものも持っていると思わざるを得ません。

僕個人で印象に残っているのは、八冠が初タイトルとなった2020年7月棋聖獲得のときです。関西将棋会館で行われたのですが、同日順位戦で僕も対局でした。

当時のブログにも書きましたが、持ち時間が違うので、こちらはまだこれからという局面、棋聖戦は最終盤という切羽詰まった時に、トイレ入り口で八冠と鉢合わせになりました。

一人しか通れないので、どうぞと譲ったところ、いえいえお先にどうぞ、と逆に譲られて、恐縮したのですが、こういった姿勢が運も呼ぶのかもしれません。

益々の活躍をと言いたいところですが、そうもいかず、私も八冠と対局できるよう頑張ります。あらためておめでとうございました!

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