帰りました。&告知

今日、帰ってきました。

昨日の昼前に大分空港に到着。国東八将会支部の方に迎えていただきました。定例の将棋大会と同時進行で指導将棋を。手合いは二枚落ち~平手でしたが、みなさん強くて参りました。お一人平手で僕が生まれて初めて見る戦法をされてきた方が。「自分で考えたのです」とおっしゃってましたがこれがなかなか優秀で途中苦しい局面も。将棋は深いです。

夜は懇親会。料理もお酒も本当に美味しく、また太ってしまったように思います(笑)。カラオケで聴かせて頂いたA田さんの「伊勢佐木町ブルース」は一生忘れられません。国東の皆様、本当にお世話になりました。

今回、訪れた大分の国東市という所は海に面した情緒あふれる町。初めて来たのですがどこか懐かしい感じがする所でした。観光スポットも沢山あるとのこと。
僕の知り合いの故郷でもありますし、またあらためて仕事抜きでゆっくり行ってみたいと思います。

ところで今朝起きたら、左足のふくらはぎが痛い。どうも昨日の指導将棋(9面指し)で歩き回ったのが原因のよう。左足だけなのは左回りに歩いたからでしょうか。
しかし、指導将棋で筋肉痛になるとは。。。運動不足ですね。

告知です。

Ken様にもコメント頂きましたが、角川書店より「後手という生き方」という本を出して頂きました。
将棋の先手番と後手番をを出世の早い、遅いといったニュアンスで捉えたとき、35歳でプロになった自分は明らかに後手番。でも後手には先手にはない強みもある。ということを中心に書きました。

何かにチャレンジしている方、またしようとする方の励みに少しでもなればと思います。よければぜひお読みになってください!!

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コメント

  1. ヘボ将棋の会 より:

    瀬川四段は後手85飛車戦法を得意としていたが、
    先手の対策が進んでこの戦法が衰退してきた。
    瀬川四段が最近低迷している理由の1つに横歩取り戦
    の減少があると思う。
    瀬川四段は居飛車にこだわらずにどんな戦法でもこなせるオールラウンドプレイヤーを目指すのがよいのではないでしょうか。
    特に後手番での中飛車などは瀬川四段に向いているかもしれません。以前銀河戦での対阿久津戦を見てそう思いました。
    矢倉と角換わりばかりにこだわっていると、奨励会
    時代のように低迷してしまうのではないでしょうか。
    何が何でも自分のスタイルを築かなければいけないと考えるよりも、いろんな戦法を試してみることで自分のスタイルを模索する方法もあるのではないでしょうか。これからの将棋棋士はいろんな戦法をバランスよく指していける人が強くなっていくのではないかと思います。

  2. Logical Space より:

    「後手という生き方」を半分ぐらい(4章の4)まで購入して読みました。
    感想として、プロとして得意戦形は持って欲しいと思いました。
    羽生三冠、佐藤棋聖、森内名人は、矢倉党
    谷川九段、丸山九段は、角換わり党
    渡辺竜王は、対四間飛車の居飛車
    藤井九段は、振り飛車の四間飛車
    という風に得意戦形を持っています。
    瀬川先生もプロにも恐れられる戦形をもつべきだと思います。
    矢倉党であれば、旧定跡から新定跡まで精通することが、トッププロへの最低条件だと思います。
    つまり、得意戦形をもつことで、将棋の質が変わると思います。
    本を読んだ感想です。プロとしての質については触れてないように思いました。つまり、専門のさらに専門です。
    瀬川先生に説教するつもりはありません。

  3. 房総の住人 より:

    今日、購入しました。これからゆっくり読ませていただきます。
    楽しみです!!

  4. yuta より:

    早速ですが購入いたしました。
    (印税ゲット!)
    週末に拝見いたします。

  5. ロバのイーヨー より:

     つい最近、友達と将棋さしつつくだらない話してた時のこと。「解説でよく『後手相当やれそう!!』っていうけどあれいいよね」っていうので、「なんで?」って聞くと、「『後手』って『後手を踏む』みたいにあんまプラスのイメージに使われないのに、ああいう風にいうとプラスにイメージが変わるよね」っていいました。私はそのときなるほどなと思いましたが、その直後に似た感じ題名の本がでてびっくりしました。さっそ買って読みました。私は、ある師から「周り道に見えても本人にとってはそれが一番の近道」とか「有効な無駄いっぱいした方がいい」という言葉を与えられ、それを励みにしております。瀬川さんの本もそのそうな趣旨だと解釈し、自分の元気の素にしたいと思います。

  6. ken より:

    連続書き込みで申し訳ございません。
    また、早くお知らせしたい件がありまして(大汗)。

    先ほど、「NHK将棋講座4月号」(毎月16日発売。530円)を購入したところ、同誌で瀬川さんの連載「あんなことこんなこと」(モノクロ2ページ)が始まりました。内容はエッセイで、初回はイベント対局の自戦解説付き(局面図2点も掲載)。
    4月からの講座は「渡辺竜王の居飛車対振り飛車」で、矢内女流名人、近藤五段、河口七段らの新連載も掲載されています。

  7. 公式ブログウォッチ隊 より:

    サラリーマン棋士から学ぶ人生哲学

    こんばんは、隊員Dでございます
    前回は人気女流囲碁棋士の梅沢由香里さんがタイトルを獲得したお話をさせて頂きました。さて、本日、隊員Dが紹介させて頂くブログは、瀬川晶司さんの公式ブログ「瀬川晶司のシャララ日記 」です

  8. ken より:

    「後手という生き方」拝読いたしました。
    元気と勇気が出る1冊ですね!。渡辺竜王との対談は、価値観で共通する部分と違う部分の色分けが面白い!。
    ”ビジネス書”として見た場合、将棋界についてほとんど知らない人には説明が足りないように思える箇所(順位戦のシステムなど)も少しあるかと愚考するのですが、そういうかたには「泣き虫しょったんの奇跡」や「棋士瀬川晶司」も購入していただくということで(笑)。

    囲碁・将棋チャンネルで3月21日17時30分から放送の「銀河クラブ#77」(23日、24日に再放送あり)、3月28日17時30分から放送の「銀河クラブ#78」(30日、31日に再放送あり)は、瀬川さんが解説として出演されるとのこと。

    日本将棋連盟のホームページを見たら、「3月20日(火曜日)伊藤能vs.瀬川晶司 竜王戦6組昇決2回戦」と対局予定が出ていました。

  9. まーママ より:

    本、早速注文しました。届くのが楽しみです。
    また、本日は愚息がお世話になりました。ありがとうございました。

  10. Beaver より:

    初めてコメント致します。そう言えば、試験将棋は全部後手番でしたね。

  11. darudaru☆☆ より:

    新刊楽しみです!瀬川さんの文章はとっても読みやすく一気に読んでしまいますもんね☆

  12. すーさん より:

    え!またいっぱい食べちゃったんですね!
    一昨日から耳が聞こえなくなって
    突発性難聴かと思ったら風邪でした・・・
    ストレスゼロ生活なので難聴になるはずが
    ありませんでした。(^.^)
    さっそく本屋さんに行ってみます!

  13. うりこ より:

    瀬川さんの新刊ですね!! しかもこのシリーズは谷川先生や羽生三冠の御本と同じですね!! 早速買って一緒に並べておきます!!
    瀬川さんの文章は「泣き虫しょったんの奇跡」から大ファンなので、毎回楽しみにしています♪ 読むと勇気が出て、励まされます!! 瀬川さんの将棋ももっと見れるようになることを心待ちにしています。

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