2023年度は10勝19敗。順位戦は1勝9敗で降級点。竜王戦も6組降級とワーストの成績でした。
一時期の体調不良などはありましたが、それにしても負け過ぎました。
2022年度も3割台(11勝20敗)でした。自分に対して「こんなはずはない」と言い訳をしてきましたが、これがいまの実力と認めなければいけないかと。
今回2度目の降級点なのでもう1度とればフリークラスへ降級です。順位も下ですし、来期も取る可能性は高いと見るべきでしょう。
ということで宣言によるフリー転出を考えました。フリークラス規定についてはこちらをご覧ください。
当事者がこういったことを述べるのはあまり記憶がないのですが、もしかしたら今後の方に何かの役の立つかもということで記しておきます。棋士の暗の部分かもしれませんが(笑)
僕の場合になりますが、宣言によるフリー転出のメリットは65歳まで現役ということです。デメリットは順位戦は二度と指せない、ことと必ず65歳で引退ということ。
順位戦に残るメリットは、順位戦を指せる、順位戦に残っている限り何歳まででも現役ということ。デメリットは3度目の降級点を取ってのフリー転出だと60歳で引退の場合があるということです。
自分はプロ入りが遅く現役生活が短いので、少しでも永く公式戦を指したい、という思いがありました。順位戦も負け過ぎて自信を無くしていたこともあり、宣言によるフリー転出はかなり現実的でした。
以下次回に続きます。
コメント