『瀬川晶司 プロ入り６番勝負』、第一局は熱戦の中に終了いたしました。　 瀬川さんには、第二局に向け心機一転、がんばっていただきたいと思います。サイトに関しましては色々とご指摘いただき、ご迷惑をおかけし申し訳ございませんでした。　運営スタッフ...

51手目▲３三銀以下控え室の検討陣が後手よしと判断していた順は、佐藤三段自身は逆に先手よし判断していたようです。しかし控え室に戻って56手目△５二香打の代わりに△７二香と打たれる手を聞かされると、「その手は全然考えていませんでした」。瀬川さ...

中継スタッフの松本です。終局後、満席の会場からは大きな拍手が起こりました。現在は両対局者も大盤の前に移動して、感想戦がおこなわれています。佐藤三段は、やはり緊張もし、激しい戦いになりながらも、心には余裕があったようです。「途中いいと思った局...

91手目▲３三歩を見て瀬川アマは投了しました。

「77手目、飛車を逃げずに▲３三歩は決めに出た手です。以下△２四歩に▲５三桂を利かしたのは手堅い。先手玉に王手がかからなくなりました。対して、後手玉は受けが難しくなりました」（上野四段）

「（71手目▲４五飛で先手の駒得が広がり）こうなったら天彦はカラいんだよ」（師匠の中田功六段）。佐藤三段得意の展開となったようです。瀬川アマ、いよいよ苦しくなったか――。