近藤(誠)七段戦は僕の後手でした。急戦矢倉の戦型に。
相手は堅くこちらは薄い陣形で攻められる、という展開でしたが、なんとか崩れず下図を迎えました。
駒得で馬も作っていますが、玉形は大差なので、ここを凌げば光がみえるという局面。
ここは△4六馬の王手も残すこの一手と思い、△5八歩成としましたが、これが疑問手。代えて△3七歩成とすれば指せていたようです。5八歩成→4八とより3七歩成→4八とと飛車を取った形は3筋に攻防で飛車が打てます。これが勝敗に直結する違いでした。
形で指してしまい、もう一読みが足りませんでした。本譜は▲4三歩成△同銀▲4四歩以下、攻め切られて負けとなりました。
4時間の将棋は夕休が無いので、終局後はたいていお腹が空いています。近藤くんとは以前研究会で一緒だったのですが、そのとき以来、久しぶりに夕飯して帰りました。彼のゴルフの写真が印象に残っていたのですが、最近はやっていないようです。
昨日の対局はまた追って。
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