僕の先手でした。角換わりで早繰り銀の戦型に。
難しい将棋でしたが、途中からペースを掴み、優勢で双方一分の終盤戦へ。
下図は△2一飛と馬を取られたところ。読みは▲5三角成で後手玉に詰みありでした。
▲5三角成に△同玉以下の詰みは読めたので、△7二玉になりますが、▲8四桂△8二玉のとき▲8三銀や▲7二金がハッキリせず。ただ▲3八金と手を戻しても勝ちだろうという読みもあり、秒に追われて、▲3八金としました。
これがチャンスを逃しました。△8二玉に▲7一銀とすればそう難しくない詰みでした。とりあえず▲5三角成としておけばさすがに見えたと思います。
じつは本譜の▲3八金でもまだ勝っていたのですが、このあとのチャンスも逃し、痛い逆転負けとなりました。一番大事なところで手が見えませんでした。
前局の完敗もこたえますが、本局の負け方もこたえますね。
ただ最終盤以外はまずまずだったと言い聞かせて(空しいですけど)また頑張ります!!
コメント
B2対C2、レーティングも200近い差があり、直近の勝率から言っても勝って当然な一局だったはずですが、途中増田六段必敗の形勢だったとはだらしない。
とは言え、将棋の内容が悪くても勝ちは勝ち。増田六段には今後一層の活躍を期待します。
ABEMA見てました。惜しかったですね。
感想戦で増田さんも開口一番▲5三角成とおっしゃってましたね。
次戦期待しております。