終盤を振り返って 将棋 X Facebook はてブ Pocket LINE コピー 2005.10.102023.02.19 前局の対久保八段戦では時間切迫にないた瀬川さんでしたが、本局では常に相手より多く時間を残していました。これがご覧の通りの大逆転へとつながったようです。105手目▲6一銀の局面で残り時間は中井1分。瀬川4分。瀬川さんはここで時間をすべて使って、△4二玉と寄りました。先崎八段はこの手を勝着として挙げていました。中井女流六段は99手目▲3四馬の代わりに▲5五桂としておけば、依然はっきり優勢だったか。ともかくも、本局は手に汗握る大熱戦。多くの観戦者から「名局」の声が聞かれました。 (松本)
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