7/16 西田四段戦

僕の先手でした。対三間飛車の戦型に。

四間飛車を予想していたので、少し意表は突かれましたが、よくあることです。

こちらは居飛穴で対抗。難しい展開となり下図を迎えました。後手が△37歩成とした局面です。

⑤20200716▲西田_対三間●74手.png

ここで▲35歩としました。以下△同飛▲26銀△34飛▲35銀打と進行。ただこれがよくなかった。飛車を狙ったのは大局観が悪かったです。代えて▲66歩から桂を取りにいって難しい将棋でした。

本譜は△3五同飛▲同銀△4七と▲同飛△55角引成と進み、馬が手厚いのと35銀の働きが今一つで苦しくなりました。最後は綺麗に寄せられて負けとなりました。

これで順位戦は2連敗。新年度の目標はどこへやらで苦しい星となりましたが、今後が来期につながるはずなので、気を取り直してまた頑張ります。

この日は襖を隔てて、棋聖戦第4局も行われていました。藤井新棋聖誕生の一局です。

対局室のトイレ入り口はすれ違うのには少々狭いのですが、藤井七段(そのときは)と行き会ったとき道を譲ってもらって、いえあなたの数秒と僕の数秒は価値が違うんですけど、と恐縮したりしていました。藤井新棋聖おめでとうございます。

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