僕の後手でした。先手の雁木に対して銀矢倉で対抗。
作戦勝ちからペースを掴んだのですが、途中こちらにミスあり、逆転されて下図を迎えました。
▲1六香と歩を取って王手をされた局面です。苦しい局面ですが、長引かせてチャンスを待つしかありません。合駒をどうするか。
ここで△1五銀としました。平凡に△1五歩ですと▲2三とで△1六歩には▲2四と~2五とで詰まされてしまうため、この一手になります。△1五銀に▲2三とならば△1六銀が2五の地点に利くため詰みを逃れる、という仕組みです。
以下▲1五同香△同玉▲1九銀と進行。まだ苦しいのですが、相手の時間切迫にも助けられて再逆転。なんとか勝つことができました!
非常に苦しい年度でしたが、最終局を白星で終われたのはよかった。来年度につなげていきたいと思います。振り返り等についてはまたあらためて。
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