残念ながら負けてしまいました。
私の先手で角換わり腰掛銀の同形となりました。飛車先を単に交換するクラシックな戦型を選択。
<2/25図面削除>
△７７桂成を長考の末、▲７７同角と８６の角で取ったところ。ここは▲７７同銀のつもりでしたが、自信ない変化が見えての予定変更でした。しかし、どうもあり得ない手を気にしていたようで、感覚がズレていたかもしれません。この辺りに敗因があったように思います。
<2/25図面削除>
進んで、▲５１角成とした局面。ここは相当な勝負だと思っていました。△７７歩は▲８８金でどうか。実戦は△７７銀打▲６８金左△７８歩となりました。この△７８歩を完全に見落としていました。▲６９玉と手順に逃げられるので無い手と思っていたのですがいい手でした。
<2/25図面削除>
数手進んで△２７金の局面。▲同飛△３６角▲７８玉△２７角成の局面で何かあるはずと考えていましたが、渡すことにできる駒が限られており、どうにも条件が悪く相手玉が寄りません。修正も利かずここで負けたと思いました。
<2/25図面削除>
△３６角に▲５９玉としたところ。△１８角成と飛車を取ってくれれば▲３４桂で逆転ですが、そんなアマい手を指す訳もありません。ここで冷静に△４３銀と引いた手が決め手となりました。
最後、投了しようと思った局面で天彦くんがトイレへ。僕は秒読みだったので相手を待っているわけにもいきません。しかし、相手がいないのに「負けました」と言うのも妙な感じがして、指す予定になかった一手を指しました。考えてみると今までの将棋人生で初めての経験だったかもしれません。
これで今年に入ってから勝ちなしの３連敗。ヘコんではいますが、「止まない雨は無い」とからくりＴＶの将棋少年も言ってました（笑）。気を取り直して頑張ります！！
<2/25追記>
図面使用について不都合があるため４図面を削除しました。本局については読売新聞に観戦記が掲載されますのでそちらもぜひご覧になってください！
コメント
対局、お疲れ様でした。戦いは続きます。まもなく始まるであろうNHK杯予選での勝利を願ってやみません。「しんぶん赤旗」（1部100円）の2007年2月22日付から、第38期新人王戦2回戦・瀬川さんと矢内理絵子女流名人の対局観戦記の掲載が始まりました。初回のタイトルは「最初で最後」。同紙は入手がなかなか難しいのですが、日本共産党地区委員会の大半は新聞販売店としての機能を備えていて、最近のバックナンバーなどの購入も可能です。もよりの地区委員会は、以下のホームページから探せます。
負けた将棋を冷静にブログにＵＰしている精神が、次の対局に生かせるのではないですか。
「百尺竿頭進一歩 十方刹度現全身」研鑽を怠らなければいつか勝利得ることができますよ。ただ、講演会とうで忙しそうで大変ですね。
おはようございます。もう、瀬川さんなんて知らんですよ。絶交ですよ。・・・なんちて。今日は何と言っても里見さんですねえ。里見さんを見ていると思うのですが、あれは私の話し方のマネです。パクられました・・・（そんなことはない）
期待しましょう。
相手的にも、時期的にも、
悪い負けだったと思います。
でも、目を背けたくなるような局面からも、
指先を研ぎ澄まし、目を皿のようにして、
勝ちへのヒントを拾い上げて欲しいと思います。
なんとなく相手のペースの戦いになっている印象を持ちました。後手番で角換わりを受けて立つ佐藤四段、先日の勝浦九段も相当研究されているのでしょうね。これを糧に、この戦形が瀬川さんのドル箱戦法になればいいですね。瀬川先生は85飛戦法などで華々しく勝たれていたイメージがあるので、そういった自信のある戦形がまとめ勝に繋がるのではと素人ながら思うところです。今後もわかりやすい解説期待しております。
苦しい時は、基本に戻ろう。輝く未来をイメージ
しよう。日々の時間の使い方を、有効に！
暇なときは、コヴィーさんの、”７つの、習慣”を読んでみてください。きっと、役立ちます。ファイトじゃ！
王将戦、NHK杯、竜王戦、LOT
15日から16日にかけて行なわれた王将戦第5局は、 佐藤棋聖が長手数の大激戦を制して勝ち。 不利になってからの羽生王将の粘りも凄かったですが、 最後の佐藤棋聖の桂馬の動きも印象的でした。 18日に放映されたNHK杯準々決勝では、 このブログでもお世話になっている窪田五..
負けちゃいましたか。残念です。
佐藤天彦四段は乗っていますね。
掲載された棋譜を見て思ったのですが、後手の天彦四段は冷静ですね。
△３五歩と取り込まないあたりが冷静で、もし直ぐに取り込むと▲２二歩～▲２四歩があります。
△７七桂成をもし▲同銀でしたら、以下△８五桂▲８八銀△７七歩▲同銀に△３五歩がありそうですが・・・。
天彦四段が瀬川さんにとって苦手な存在にならないように。
「人は敗戦により実に多くとことを学び成長するものだ・・。かつて私は勝った試合からは何一つ学ぶものはなかった。」－ボビー・ジョーンズ－
「人は敗戦より実に多くとことを学び成長するものだ・・。かつて私は勝った試合からは何一つ学ぶものはなかった。」－ボビー・ジョーンズ－