51手目▲3三銀以下控え室の検討陣が後手よしと判断していた順は、佐藤三段自身は逆に先手よし判断していたようです。しかし控え室に戻って56手目△5二香打の代わりに△7二香と打たれる手を聞かされると、「その手は全然考えていませんでした」。
瀬川さんも△7二香を考えていなかったとのこと。ご覧いただいたとおり、その後も難しい戦いでしたが、△7二香、△5八歩で後手よしだったという結論になりそうです。
現地ではこれから記者会見がおこなわれます。
(以下追記)その後も控え室では検討は続きましたが、先手にも好手が発見され、結論は微妙なようです。詳しくは『将棋世界』誌に掲載される古作登さんの観戦記をご覧いただければと思います。
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