南禅寺訪問

対局以外では久々の更新です。

10月末に、南禅寺と京都大石天狗堂を母と中田秀貴さんと見学してきました。

NEC将棋部所属の中田さんは自身の脳梗塞リハビリの経験を活かしリハビリツーリズムの会社を8月に起業された方です。
(株式会社REHA・ツーリズム https://rehat.net/)
高次脳機能障害を抱えており、趣味の将棋の脳トレで短期記憶障害を改善されています。

南禅寺の決戦を紹介します。
昭和12年2月5日から7日間にわたり、王将のモデル坂田三吉(68才)八段と
後の一四世名人木村義雄(33才)八段の対局が行われた舞台が南禅寺です。
この対局は「南禅寺の決戦」と呼ばれ、のちに阪田先生の孫弟子に当たる
内藤國雄先生はこの南禅寺の決戦を「三百七十年に及ぶ将棋の歴史の中で、
最大の一番」と称しています。そしてこの南禅寺の決戦は持ち時間両者
30時間(全日程7日間)という今では考えられないような長丁場での
対局ルールでした。先手木村義雄の初手7六歩で始まったこの将棋、
阪田は二手目に伝説となって語り継がれる一手△94歩を指します。

IMG_2673 (94歩).JPG

IMG_2720(南禅寺門).JPG

まだ紅葉には早かったですが、久々の京都、とてもよかったです。どこでも絵になる街ですよね。

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