昨日の対局は負けてしまいました。
途中でポカに近い見落としをして、将棋が終わってしまいました。今回はその局面1図のみ掲載します。
僕の先手で戦型は相居飛車でした。佐々木五段は振り飛車と思っていたので、意表を突かれましたが、相居飛車はこちらも臨むところです。
そして以下の局面を迎えました。やや指せるのではないかと思っていたのですが。
ここでは2つの攻め筋があります。ひとつは▲44同角△同金▲63歩成△同飛▲64銀打という攻め。そしてもうひとつは▲45桂△42角▲44角△同金▲53銀という攻めです。
対局中はどちらでも悪くないと思っていました。最初は前者の予定だったのですが、少し嫌な筋が見えたため、実戦では後者の▲45桂を選択。しかしこれが大悪手。
恥ずかしながら▲53銀の次の一手△15角が全く見えていませんでした。△15角と飛車取りに飛び出された形は逆に大差です。▲45桂とした直後に気が付き背筋に冷たいものが。このときは情けなくて泣きたい気分でした。
以降、手を尽くしましたが、チャンスらしいチャンスも無く敗れました。前者の筋であれば、まだまだ難しい戦いでした。
接戦にならず不完全燃焼のような形で終わってしまったのが残念です。
気を取り直してまた頑張ります!
コメント
観戦棋士さんに同歩。瀬川さんも分かっておられることと思いますが、「フリークラスのまま終わってしまっては意味がない」(by野月7段でしたっけ?)です。
一昨年の「編入試験」は、「合格して欲しい」という世論の後押しがあってのもの。今度のC2昇級は自力でつかまなくてはなりません。その分大変になりますが、「実力を発揮できれば、C2に上がるのはそれほど難しくないのではないか」(by羽生善治三冠)という高評価を励みにがんばってください。
対局、お疲れ様でした。
先日の「将棋まるごと90分」を拝見しましたので、難しいことかと思うのですが、リフレッシュして次に挑んでいただければ幸いです。
明日は伊丹市への出張ですね。良い1日になることを期待しております。
「週刊将棋4月25日号」を見たら、鈴木宏彦さんのコラムは三段編入試験の続きでした。
チョンポの直後にそのことに気づく。・・・うーん、その時の気持ちは痛いほど分かります。でも、気を取り直して頑張りましょう!!!これからも応援いたします。
あらー、瀬川さん負けちゃったんですか。
連勝で勢いづいている棋士はやはり強いですね。
まず図の局面から▲4四同角に△同金ならいいんですが、△同角と王手で取られると先手が苦しくなりそうですね。以下▲同飛に△3三角!、▲7七角と合わせても△7五歩で後手優勢です。
本譜の▲4五桂でアマならすぐに△3五銀と角を取りたくなりますが、▲5三桂成~▲7一角の筋で先手が優勢になりますね。
▲5三銀で決まったかに見えて、△1五角があったんですね。▲3八飛とかわしても△9二飛と回られて△9七香成以下の寄り筋ですね。
元に戻って、図の局面では後手がやや有利なんでしょうね。その前に何かなかったんでしょうか?
普通なら惜しかったですねですが、今の瀬川さんは6割以上に勝率を上げて順位戦編入を目指さねばならず、ここで一段の棋力・勝負力の向上を図らねばなりません。どうしたら1五角を事前に読めるようにするか、頭脳の軽率性を抑制する方式の発見が望まれるのでないですか。根源的自己凝視がいると思われるのですが。
残念でしたね。
しかし、佐々木五段はこれで12連勝ですか。
やりますねぇ。
棋聖戦の一回戦負けは痛いですが、今期は始まったばかりです。
切り替えていきましょう。