フリークラス制度の説明。

 日本将棋連盟事務局の木村です。フリークラス制度の問い合わせがありましたので、
規定を抜粋して説明いたします。

平成6年4月1日より実施、
【目的】
現役棋士が、連盟の公務や普及活動に専念できる環境を作ることを目的とする。

【名称】
規定に基づく順位戦不参加棋士をフリークラス棋士と称する。

【資格】
フリークラス棋士には3種類あります。
①本人の意思によってフリークラスに転出した棋士
②C級2組順位戦で降級点を3回取った棋士
③奨励会三段リーグで次点を2回とった者

【C級2組への復帰(編入)条件】
前項①の棋士は復帰は出来ない。
前項②③の棋士で下記の好成績を取ったもの。
※抜粋
(1) 良いところ取り30局以上で勝率が6割5分以上
(2) 全棋士参加棋戦優勝又はタイトル戦挑戦(朝日オープン戦含む)
(3)年間対局(4/1~翌3-31)で基準勝星数以上でかつ勝率6割以上
(4)年間対局数が基準対局数以上

【定年】
※抜粋
①の該当棋士  原則65歳もしくは在籍15年
②③の該当棋士 60歳もしくは在籍10年

※瀬川氏が合格した場合、②③の資格と同等となります。したがいまして資格を
得た後、10年間で上記の編入条件をクリアしないと引退になります。

コメント

  1. かんこどり より:

    瀬川棋士はフリークラスで正解だったと
    思います。結局、勝たなければいけない世界
    なので、そこから、勝ち上がったという実績は
    必要ですね。

  2. Melody Talk より:

    瀬川アマ、プロへ! 将棋プロ編入試験

    →「瀬川晶司氏 将棋プロ入り六番勝負ブログ」 将棋のアマチュア強豪、瀬川晶司さん

  3. なるほどー。 より:

    いろいろルールがあるんですね。フリークラスからC2に行くのと3段から上がるのとどっちが大変なんでしょうか?

  4. たけぞう より:

    順位戦を戦うためには今回合格したあと、もう一度編入試験があるという事なんですね。でも合格した勢いでいけば何とかなりそう? ぜひ頑張ってくださいね!

  5. バード より:

    合格してからの方が大変そう・・・。

  6. pippo より:

    そーなんだ。知らなかった。今テレビを見てたら、
    スポーツジャーナリストの二ノ宮清純が、勝負事
    というのは、最後には技術や運じゃなく、
    あきらめないものが勝つそうです。
    数多くの成功者を見てきた人の話だから
    真実味があります。
    瀬川さん。ポジティブに将棋を楽しみ
    そして最善を尽くしてください。
    応援しています!

タイトルとURLをコピーしました